好きだけど知っている人が少なくてあまり語れない作品まとめ
好きになった作品がマイナーコンテンツなので人とそのことについて話したいけど知っている人がいなくて話せない経験、誰にでもあることではないと思います。
自分の場合はほとんどの作品がストライクゾーンに入ってしまうので摂取した大半のものを好きになってしまうからこの現象がよく起こります。ダメな子ほど好きとかじゃない。
今回は5つの作品を自分が知った順で紹介します。
アニメ作品の画像は愛用のdアニメストアのサムネイルから、その他は公式サイトから。
失われた未来を求めて
1つ目は2014年秋放送の「失われた未来を求めて」というアニメ。
自分が初めてハマったアニメで毎週が待ち遠しくて仕方なかった。
この作品、当時このような作画崩壊や手抜きエンディングが話題になったので悪い意味でご存知な方も多いと思います。
端的に言うと事故で死んでしまう幼馴染の話を助ける話。1話が衝撃的な展開から始まるのであまり詳しくは言えませんが謎の転校生"古川ゆい"を中心にお話は進みます。そしてこの少女がなぜ天文学会に入ってきたのか、天文学会に何をもたらすのかといった伏線が後半で一気に回収されます。
1話から面白い展開ですし途中他の学会員のキャラ紹介的な回をはさみますが後半の伏線回収につながるので次の話が気になって仕方なくなりハマれば一気見することができると思います。
さらに再度見ることで新たな伏線を見つけることができるので2周、3周と楽しめる作品です。
原作がエロゲで放送当時、既に会社がなくなってしまっていたので原作の値段が高騰していたのを覚えています。最近DMMで再販が始まり話題になりました。
この作品の一番の売りがネタバレになるので紹介するのにあまり踏み入ったこと話せないのもどかしすぎる。いつかこれのために記事書きたいくらい。
好きすぎてこの作品を見てから今日まで5年間ずーーーっと知り合う人に「失われた未来を求めてって知ってる?」って聞くほど好きな作品なんですけど誰も見てないんですよね。名前は聞いたことあるって人は前述の件でいるんですけど。
アイドルコネクト
2016年8月~11月に存在したスマホアプリでみんなお馴染みの作品。アプリが続いてないから他に遊んだアイドル音ゲーなんてもっとあるんだけど一番思い入れあるのはこれ。
前に別記事で語ったので割愛。
今公式がファンクラブやラジオを頑張っていてアイドルコネクト再復活のような動きがあるんですけど自分は復活できているは思っていなくて再復活と言うのはやっぱりキャラクターが動くコンテンツができてからだと思ってます。
カノジョ*ステップ
PSVitaで2018年3月に発売されたソフト。プレイしたのは半年後くらい。
PSVitaによくあるエロゲ原作のソフトでそのへんに詳しくないから有名なメーカーなのかとか高評価されてるソフトなのかとか全然わからないんですよね。
田舎に転校した主人公とそこで会った4人の女の子とイイ感じになるお話。
主人公は転校が多くて中のいい友達もいなかったんですけど最後の転校で来たこの学校で初めての彼女を作るぞ!と意気込みます。
女の子を画像左から紹介すると、
生徒会長で学校の誰でも知ってる先輩、華野椎名。
知的だけど意外とノリがいい同級生の如月のえ。
といつも元気で良い意味で馬鹿な同級生の柳明日香
主人公と同じ時期に転校してきたちょっと変わった後輩、芹沢久遠。
この4人が攻略できます。
ゲームはマップで攻略したい女の子のところへ行き、夏祭りまでの3ヶ月くらい?の間に関係を詰め、夏祭りで告白する、という流れなのですが物語はここで終わらずここからさらに倍くらい付き合った後のストーリーが始まります。このストーリーがゲロ甘で胸焼けがするんですけど癖になるんですよね。
もちろん選択肢で会話は分岐しますし、告白イベントでも2人の関係をみんなに公開するか秘密にするかというシステムもありシナリオが分岐するので1人を完全に攻略するだけでも楽しめます。選択肢前にセーブすることで簡単に回収できますし。
こういうゲームって会話イベントの内容がいわゆるサムかったりクサかったりすることが多くて萎えてしまうことが多かったんですよね。このゲームの主人公もかなーーーりイタい人なんですけど不思議と憎めなくて楽しめました。
女の子は4人ともいい娘だったので誰が良いとかは言いにくいんですけどプレイ前と印象が変わったのは柳明日香でした。背が高くて髪もショートで見た目はボーイッシュなんですけど意外と女の子らしさがあってキュンキュンしてました。一番主人公に合ってるんじゃないかな。
終わり方もちょっとだけ未来の2人を見せてくれるので後味が良いです。
響け!ユーフォニアム
2015年春アニメで1期、2016年秋アニメで2期が放送されました。実際に見たのは2019年の秋くらい。当然学生時代、学校には吹奏楽部があって演奏を聴く機会は何度もあったんですけど真面目に聴いたことはなかったなあとこの作品を見て気が付きました。吹奏楽って大変なんだね。
北宇治高校の弱小吹奏楽部が全国を目指すお話。
このアニメって人間関係が妙にリアルで先輩後輩の実力差からギスギスしたり個人的な不仲の関係が部を巻き込んだり家庭の事情で部活をやめさせたりといった話が語られてるから良いんですよね。
キャラでは香織先輩と優子先輩が好き。
最終章原作は読んでないです。映画で初めは見たいのとアニメから入ったので関西弁に違和感があるから。
このアニメで印象に残ったシーンで明日香先輩の靴紐を香織先輩が結ぶ展開があるんだけどあれに関しては全く意図が思いつかないし他のところでかなり答えに近そうなことが書いてあるから見る側でいたいのです。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト
2018年夏アニメ。見たのは響け!見終わった次の週くらい。
見よう見ようと思って1話のレヴュー(少女のタイマンする戦闘)の下りで見るのやめちゃってたやつ。
普通の宝塚的な学校で舞台少女を目指していた女の子たち。突然キリンのオーディションが始まっちゃって...というお話。キリンのオーディションって何?と思うかもしれないけどそういうお話なので仕方がないのです。わかります。
正直に言うと自分は4話くらいまで我慢して見た。ところが露崎まひるがメインの第5話、石動双葉と花柳薫子の第6話、第7話以降メインの大場なな、西條クロディーヌ、天堂真矢といったそれぞれのキャラクターのメインのレヴューがめちゃくちゃ良くて気がついたら全部見てた。女の子が戦ってるのが単純にカッコいいし、レヴュー前にキャラが言う口上にとてもセンスがあったり、挿入歌がそのキャラクターをうまく語っていたりして最初は苦しかったレヴューのシーンが何故か一番好きなシーンになってた。しかもその回のメインの娘がエンディングを歌うんだよね...。絵も綺麗だからエンディングだけでも是非見て欲しい。
純那の口上の「見上げる私は今日限り」の下りがカッコいいから聴いて欲しい。
あとみんな使う武器が違うのが良い。華恋はレイピア、ひかりは短剣、まひるがメイス、ばななは双剣、薫子は薙刀、双葉は鉞とか。何も見ずに書いてるから間違ってるかも。
想いの人に「ねえ、私だけを見ててよ」と語りかける露崎まひる(第5話)の「恋の魔球」とかお互いに依存していたことに気づいた2人が戦った双葉と薫子(第6話)の「花咲か唄」とか挿入歌それだけでも素晴らしい作品って言えます。というかたくさんの挿入歌があってその全部が素晴らしい。
あまり詳しくは言えないけどこれも「失われた未来を求めて」みたいな伏線があるのでそういう楽しみ方もできます。2周した。
一番お気に入りなのは大場なな(右上)。彼女の特異性は実際に見て欲しいんですけど彼女の過去、スタァライトに対する執着、成績トップの天堂真矢に勝ったにもかかわらず「届かなくて、眩しい」という意味深なセリフといった要素がとても魅力的でした。そして強キャラ感がある。
百合みたいなののカップリングとか興味なかったんだけど「まひかれ」、「じゅんなな」、「ふたかお」、「真矢クロ」がめちゃくちゃ好きになりました。
結局レヴューって何だったんでしょうか。キリンとは何だったのでしょうか。
おわり