語る

備忘録

少女☆歌劇レヴュースタァライトの楽曲を語る。

レヴュースタァライトの楽曲について語りたくなったので語ります。

レヴュースタァライトについては以下の関連記事を見てください。

 

↓アニメ版

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↓総集編劇場版

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↓新作劇場版

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星のダイアローグ

星のダイアローグ | 音楽 | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

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一発目はアニメ版OPです。

他と比べたら特に好きってわけではないんですけどアニメの映像が好きですね。

「静かに灯った炎が~」のところで九九組メンバーが歩くシーンですね。

あとサビの歌詞が好きです。

 

出番をずっと待ってた

光のない舞台袖

待っている人がいる

優しい笑顔で

 

あの頃には戻れない

何も知らなかった日々

胸を刺す衝撃を

浴びてしまったから

どちらも華恋のことを謳った内容だと思うんですけど「光のない舞台袖」っていう言い回しが好きです。

あとこの倒置効かせまくりの言葉選びも良いですね。

 

The Star Knows

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アニメ版2話のレヴュー曲です。

1話のほうも好きなんですけどこっちのほうが純那の本音マシマシなので好きです。

負けられないここで(負けなんかない)

失敗できない(失敗じゃない)

あなたには分からない(あなたのこと分からない)

この後もしばらく続く二人の掛け合い良いですね。

優等生の純那が問題児の華恋に対して抱く劣等感の理不尽さが好きです。

正直者が馬鹿を見るってやつですね。

 

恋の魔球

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アニメ版5話のレヴュー曲です。

前に語ったように個人的大好き回ですね。

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まひるちゃんの感情が激重なのが良い。

曲調はポップで愉快な感じ、一方で歌詞は嫉妬の歌なのでギャップがあり、静かに怒っている雰囲気がします。

 

ああ まわるまわるステージで

ホンキ出してぶつかってる

こんなことは初めてだよね

ねえ 誰がキミを変えたの?

約束があるからだよ

誰とどんな約束が?

ひかりと出会って変わった華恋に対するまひるちゃんの感情を謳っています。

「また私にお世話焼かせてよ!」って話ですね。

この掛け合いも良いし友達同士のガチバトル感が非日常で好きです。

 

ねえ 私だけを見ててよ

ほら小さな光なんて

真昼になれば消えてしまう

スタァライトありがちな「神楽ひかり→光」表現ですね。

アニメだとここのまひるちゃんの激情具合がたまらないです。

「私だけを見ててよ」の独占欲、「小さな光」、「真昼になれば消えてしまう」と言えてしまう傲慢さといった普段とは違うまひるちゃんの一面を見ることができます。

 

あとイントロが激長なのでカラオケには不向きです。

イントロ短縮バージョンも出してくれ。

 

花咲か唄

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アニメ版6話のレヴュー曲です。

いつものふたかおですね。

こういう掛け合いの曲、すごい好きです。

イントロは終始和風な感じですがゆったりとした曲調から一転、テンポアップしてカッコイイ感じになります。

 

さようなら うちは旅発ちます

今すぐにあんたから

思い出を忘れられぬように

こころ抉って行きます

香子パートです。いじっぱりですね。

ここの歌詞がすごく好きです。

前半は「旅発ちます」と先に要件を伝えて「今すぐにあんたから」と突き放すような表現、しかし想いが失くなったのではないようで後半は「思い出を忘れられぬように」と相手にこの感情を引きずって欲しい様子です。

そう思うなら旅立たなければ良いのにと思ってしまうように意地っ張りな香子の引っ込みつかなくなった様子をよく表現していると思います。

 

舞台少女心得 幕間

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11話で華恋がひかりを助けに行くシーンで流れる曲です。

これも前の記事で語ってますね。

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元は既存曲のアレンジなんですけど元気いっぱいの原曲よりもしっとりとした幕間バージョンのほうが個人的には好きです。

みんなの力を借りて頑張るぞ!感が良いですね。

これまでの話でレヴューが強い人も結果が出なかった人も全員が強い想いを持っていてその代表として華恋とひかりが選ばれたということを思い出せる曲です。

 

私たちは舞台少女

口元にはいつも笑みを

星を映した瞳あげて

朗らかに歌おう

世界は私たちの 大きな舞台だから

心得というくらいなので「少女☆歌劇レヴュースタァライトとは?」みたいな歌詞になっています。

「世界は私たちの大きな舞台」っていうのが良いですね。

常に過ごす日常すらも舞台であるとかそういう話だと思います。

作中の華恋の再生産にも言えるように日常の全てが舞台、その舞台に上がる度に新しく生まれ変わるのです。

結末を知ってからこの曲を聞くと改めて舞台少女の定義を確認できる良い曲だと思います。

 

Fly Me to the Star

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そもそもこの作品にハマったきっかけがアニメEDであるこの曲だったので個人的には一番思い入れがありますね。

アニメEDでは毎回異なるメンバーが歌唱していました。

めばち氏のアニメーションが大好きなんですよね。

 

私 ずっとあなたを見てた

孤独を置いてきたみたい

今宵 月も笑いかける こっちを向いて

oh, fly me to the star

デュエット曲なのでハモりが最高です。

最初は華恋視点のパートから始まります。

孤独を忘れるくらい、月が笑って見えるくらいポジティブなのは華恋らしいですね。

ここでの「あなた」はひかりのことでしょう。

 

気持ち 伝えること できなくて

いろんな人生を浮かべ

演じてみるの あなたの気を惹きたいから

oh, fly me to the star

気持ちを伝えることが難しいから演じる姿で興味を惹いてみせる、不器用なひかりらしい歌詞ですね。

 

アニメED映像、全部可愛らしいイラストで大好きなのでぜひ見てください。

 

よろしく九九組

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九九組の人物紹介用の曲です。

歌詞もほぼセリフをリズムに乗せて歌っているいわゆるミュージカル風なので正直曲としてオススメはできないんですけどリズムが好きですね。

 

えっと あ わたし露崎まひる

華恋ちゃん まだ来ていません!

神楽ひかり よろしくどうぞ

華恋なら今ここに連れてきました

遅れちゃった

ここのわちゃわちゃ感が好きです。

貴重なかれひかまひです。

やっぱり愛城華恋を軸としてこの話は回っているんだなあと感じました。

 

ロマンティッククルージン

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Fly Me to the StarのB面曲ですね。

リズムと言い回しがオシャレで好きな歌です。

 

何光年も 駆け抜けてく

星と星を繋ぐように

私たち 旅をする

 

おしゃべりな カギカッコも

今日はちょっと秘密めいて

波の上 揺れていたんだ

「星と星を繋ぐように私たち旅をする」、「おしゃべりなカギカッコ」みたいな独特な言い回しが多いんですよねこの曲。

比喩が素敵な感じ?

 

キラめきのありか

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ベストアルバムで初めて聞いた曲です。

特に特徴がある曲ではないですけどレヴュースタァライトらしさのある王道曲で前向きな曲調が好きです。

アニメ版のまひるちゃん回の題でもあります。

 

たどり着きたいよ

キラめきのありか

例え長い旅路だとしても

諦めず行くよ

だって一緒に 見つけたいから キミと

一番星を

このOPっぽさわかります??

まさに華恋とひかりの目指す運命の舞台って感じがしません?

 

99 ILLUSION!

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舞台版の曲ですね。

舞台版は未視聴なのでこの曲を知ったきっかけはわかりませんけどアニメ視聴と同時期だった気がします。

前向きエンディングっぽい曲です。好きです。

 

辛さで暗い道を

"キラめき"が照らしてくれたの

涙は悔しいよね

心繋ぐ舞台少女

99 掴め! ILLUSION!

レヴュースタァライト史上一番ワイワイな曲だと思います。

「キラめき」、「舞台少女」、「99」という王道ワード全部盛りです。

この頑張るぞ!感というかここから始まるぞ!感が好きですね。

 

約束タワー

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アニメ放送後にリリースされた初めての劇中歌ではない曲です。

劇中歌でも違和感ないくらいマッチした内容ですし雰囲気もオシャレで好きなんですけどそれ故にアニメ内で聴きたかったなあーという感じがあります。

 

たった一つの場所 頂上見上げて走る

二度と来ないときを 一緒に積み上げていこう

ふと振り返れば あどけなさ 懐かしいよね

一つ夢叶えて また私たち 次の場所を目指すよ

だから

約束タワーで待ってて

「懐かしいよね」、「一つ夢叶えて」、「次の場所を目指すよ」なので運命の舞台後のお話なのだと思います。

歌詞は前向きなんですけどそれを上書きするようなこのしっとり感のある曲調が好きです。

夜の東京タワーで聴きたいですね。

 

Star Parade

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この曲は自分がアニメを見終わったあたりで発売されたのでエンディングのイメージを勝手に持っています。

時期的にはロロロ発表前だったので本編終了後の九九組って感じがしてました。

歌詞がポジティブでありながらしっとりとした幕引きの雰囲気が好きです。

 

前を向くだけじゃ 分からない時もある

スタート地点があったこと 誇っていいよ

Bメロの歌詞です。

まひるちゃんが歌ってるんですけど歌い方が5話を通して変わったまひるちゃん感があって好きです。とってもほがらか。

始まりがあるからこそ終わりがあるので、終わりが良いにしろ悪いにしろ「スタート地点があったこと 誇っていいよ」と言ってもらえるのはありがたいですね。

そして始まり、終わりはこの作品通してのテーマでもあります。

 

一人の舞台は やっぱり広すぎて

乾いた無音がうるさくて 役(キミ)が欲しくなる

ここ好き表現ポイントです。

まずは「乾いた無音」というフレーズ、無音という単語を乾いたと形容するのがオシャレです。

「乾いた」の対義語は「湿った」であり、「湿った」と言えば水を多く含んでいるイメージがあります。

その逆、水をあまり含んでいない状態なのでここで言う「乾いた」は孤独なイメージです。

まあ前の歌詞で「一人の舞台」と言っているのでそうですよね。

そして「無音がうるさくて」という表現、素敵過ぎませんか?

例えば夜中、寝ようとして真っ暗な部屋で目を瞑ったとします。

このとき些細な音に意識を向けてしまうことありませんか?

この無音がうるさいというのは多分「暇をつぶす相手がいないので普段は意識しないようなことを気にしてしまう様が鬱陶しい」という話だと思います。

これを「乾いた無音がうるさくて キミが欲しくなる」という表現に落とし込むの、オシャレすぎると思います。

 

再生讃美曲

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劇場総集編の主題歌です。

個人的にめちゃくちゃ好きな曲ですね。

後ろ向きというわけではないですけどしっとりとした微ネガティブで神秘的な感じが好きです。

 

選ばなかった過去たちへ

静かに捧ぐ讃美歌を

あの日の私の続き

未来は笑えていますか?

まず「選ばなかった過去たち」っていう表現、大好きです。

生きているうちには様々な選択肢があり、もし選んだとしていたらあった未来を憂いだ言葉ですね。

そして決定的な選択のあった「あの日の私の続き」の延長上に今があり、その先の自分に「未来は笑えていますか?」とその選択が正しかったのかどうかを問うています。

 

あまりに不確かな可能性を

追いかけてあの子は

何を燃やして 生まれ変わる

明らかに華恋のことですね。

「不確かな可能性」→ひかりとの舞台、「生まれ変わる」→再生産みたいな。

 

ああ 私たちは何者でもない

夜明け前のほんのひととき

幸せよ、君はいずこに

それが何か分からなくても

例えばそれがエデンの果実でも

 

だから眩しい

歌詞はなんか雰囲気すごいって感じで難しいです。例えが隠喩すぎて。

なんとなく解釈だとエデンの果実のようなリスキーなものだったとしてもそれぞれの運命の舞台に恋焦がれざるを得ないといった感じでしょうか。

運命の舞台のために努力した日々は戻らずそれが正しいのかも分からない、だからこそ儚くて「眩しい」という話なんですね。

 

素敵なドレス着させてよ

ブルーレイ版ロンド・ロンド・ロンド特典で先行配信された曲です。

発売後1年半経過したのでもはや限定配信ですね。

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ここで聞けます。

そのせいで知名度がない曲なんですけどそれで終わらせるのはとてもとてもとてももったいない曲だと思います。

曲名は上の通りなんですけどCD内部データに記載されてるのは「素敵なドレス着させてよ」ってなってるんですよね。これももったいないポイントです。

曲調は明るい曲でダンスに誘われる女の子視点の非常にポジティブな曲です。

「ほらね 誰か恋に落ちた」、「女の子たち夜な夜なひそひそ噂をする」ということが起こってしまう相手なのでこのテーマで完全ネガティブな曲も出来ると思うんですけど、「誘い出してよ」、「きっと期待に答えられるわ」と思っているところが自信家の彼女たちらしいですね。

しかも「振り向かせてみせるから」なので他の女の子と変わらない立場であることもわかります。カッコイイ!

 

誘い出してよ 秘密で今夜

きっと期待に答えられるわ

私上手く ねえあなたと

ハモれる自信があるの

大成功に 導かせてよ

きっと後悔などさせないわ

私に素敵なドレス着させてよ

1番のサビですね。

「ハモれる自信があるの」のところは実際にじゅんななでハモってます。最高。

本編ではみんな強すぎるメンタル、フィジカルを持っているので「誘い出してよ」っていう完全に女の子視点な歌詞が好きですね。

 

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非公式手書き動画です。

この動画を見て気づいたんですけど今までこの歌って1人の「あなた」について想った曲だと思いこんでいたんですよね。

この手書き動画みたいに9人それぞれに別の「あなた」が存在しているという解釈もあるなあと思いました。

 

わがままハイウェイ

劇場版の挿入歌、劇中ではアニメ版でのふたかお問題が解決してなかったという話でした。

掛け合いが花咲か唄よりも多くなっていてめちゃくちゃ満足できる内容でした。

公開当時、今すぐにでも聴きたかった曲の一つです。

というか歌詞全部好きなレベルで速度とハモリが完璧なんですよね。

 

いつかきっと (寄り添って)

一番星 (一番星)

見ようと言ったのに

二人には (この道)

分かつに (じゅうぶん)

じゅうぶんな時間だったね

長く長く

まず開幕Aパートです。

この開幕からハモリマシマシなので心を掴まれます。

香子メイン→2人→双葉メイン→2人みたいな感じの構成なんですけど双葉メインのところで香子のほうが先にフレーズ言うのが双葉に対する独占欲感じて好きです。

 

孤独はLong time no see 君のおかげと知ったのさ

同じ夢を見て 満足していた僕だった

よくあなた会いにくてくれた このハイウェイを渡って

二人は時速100km すれ違っていく

一番ではなかったフレーズなのでCメロでしょうか。

そうするとABサビCセリフみたいな構成ですね。

ここはハモリがあるわけじゃなくて完全な別パートなんですが速度感が完璧です。

 

『飽きたわ』捨て台詞で

絶交高速道路 (Highway Night)

私の知らないあなたになったのね (そうかもね)

それじゃ KEEP AWAY, KEEP AWAY

TONIGHT

言わせて 最初で最後

我儘高速道路 (Highway Night)

これ以上待つつもりはないよ (意地悪)

だから RIGHT WAY, RIGHT AWAY

TONIGHT

1回目と2回目のサビです。

どちらもハモリが心地いいです。

パート分けしてわかったんですけど結構複雑にメインボーカル入れ替わっていてふたかおのツーカー感が現れてると思いました。

1回目と2回目でパートが完全に逆ですね。

 

MEDAL SUZDAL PANIC◎○●

劇場版の挿入歌であり、数多のまひるちゃん推しを狂わせた楽曲です。

実際彼女たちが演じている様を見られたのはごく一部だったのでここに来るまで彼女たちは演技がめちゃくちゃうまいということを忘れて不意打ちを食らった人もいたはず。

 

序盤は順当なひかりvsまひるのような歌詞が続きます。

ここまでは普通のレヴューと言っても差し支えないです。

しかしこれは劇場版、これも異質なレヴューであることは変わりません。

 

さっき落としたメダルは何色?

正直者が私は好きよ 金銀銅?

勝負をする気はあるの お嬢さん?

私本当は 大嫌いだった

あなたが×∞

ひかりの上掛けが落ちると急展開、久しぶりの病みまひるの登場です。

「あなたが」のエコーのかかり方がいつもの爽やかなまひるちゃんとのギャップがあって素晴らしいです。

 

怖いよね 眩しすぎて

だけど今は一人舞台じゃない

心をさらけ出したら

もっと素直に演じられる

 

私たち舞台少女

舞台裏で 流した涙も

その訳も教えてほしい

ライバルだから分かち合えるの

ここから素のまひるちゃんパートです。

歌詞からもわかるように舞台少女心得アレンジ入ってるんですよね。

「一人舞台」はアニメ版の運命の舞台のことでしょうか。

ここで舞台少女心得を出すのは舞台少女としての原点を確認するためだと思っています。

 

私たちはもう舞台の上

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劇場版の主題歌です。

卒業がテーマのお話だったので個人的にレヴュースタァライトという作品の最後を飾る楽曲だと思っています。

 

リボンを解いたの 出てきてもいいよ

ドキドキが騒いでる もう閉じ込められない

世界は広いんだけど ah 近くに感じていたい

キミは今頃 どんな景色を見てるかな

Aメロのウキウキ感、好きです。

終わりと言うよりは始まりと言う感じがしますね。

ポジティブな終わりってレヴュースタァライトらしさが出てると思います。

それぞれが旅立った場所から昔の居場所に視点を向けていますね。

「リボン」を解いて出てきたのは昔の思い出でしょうか。

そのキラめきが忘れられないから「もう閉じ込められない」くらい「ドキドキが騒いで」います。

「世界は広い」ので今は遠くにいる相手を「近くに感じていたい」。

近くにいないから「どんな景色を見てるかな」と想像を膨らませるしかありません。

 

折り目をつけた台本には 新しいことは何もなくて

台詞はとうに馴染んでるから 閉じってしまってもいっか

Bメロです。

Aメロと合わせて過去を懐かしんでる感じがします。

何をしているかわからない「キミ」と共に演じた「台本」、変わることのない「台詞」、なんだか切ないですね。

 

ひとりにひとつずつ 役があるなんて

神サマもニクいよね 最高の演出家だね

カバンの下のほうには ah 何を入れておいたっけ

ひとまず踏み出そうか 忘れ物はないはず

一方で2番のAメロではこれからのことについて語られます。

今いる場所からもうすぐ出ていかなければならない状況ですね。

「役」はそれぞれの進路、「忘れ物」はやり残したことみたいな感じだと思います。

「神サマ」は「ニクい」けど「最高の演出家」と言ってます。ツンデレですね。

生まれが異なるみんなが巡り会えた奇跡について語った歌詞だと思います。

「カバン」には今までの思い出が詰まっていてそれを片付けるために「下のほう」を確認したんだと思います。

 

晴れには晴れの収穫が 雨には雨の実りがある

加速していくこの毎日が 愛しすぎて抱きしめた

「晴れ」がポジティブの象徴とするならば「雨」はネガティブの象徴です。

しかし一見ネガティブなことでも良いこと、必要不可欠なこともあります。

ここでは出会いと別れに対応しているのではないでしょうか。

別れが近くなり「加速していく」ように感じる日々を惜しむようになる様を「愛しすぎて抱きしめた」と形容しています。

 

この記事を書いている時期が丁度卒業シーズンなので刺さりますね。

公開当時は夏だったので冬に公開してればもっと感動できたなあって感じです。

 

Dream of You

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劇場版主題歌のB面の曲です。歌い手はいつものかれひかです。

なので知名度はそんなにないと思うし自分もそこまでお気に入りってわけじゃないんですけどダントツで好きなフレーズがあるんですよね。

初めて見たときめっちゃオシャレだなって思いました。

 

未来の私の 思い出の中の 今かもしれないね