映画"Tokyo 7th Sisters -僕らは青空になる-"を昔アイドルを好きだった人に見て欲しい。
ナナシスの映画を見に行きました。
めちゃくちゃ面白かったので記事に起こします。
みんなにこの映画を見て欲しい目的があってネタバレしたくないのでふんわりとした記事になります。
パンフレットも買いました。
Tokyo 7th Sistersとは
Tokyo 7th Sistersとは2034年の東京、娯楽都市Tokyo-7thのアイドルたちの物語。
伝説のアイドル、"セブンスシスターズ"解散後のアイドル氷河期でナナスタに所属するユニット、"777☆SISTERS"(スリーセブンシスターズ)を主人公として同事務所のアイドルやライバルのアイドル、バンドのお話が展開されます。
今回の映画に出てくるのは"777☆SISTERS"、マネージャーの六咲コニーです。
4UやKARAKURIはもちろん支配人(主人公)、一代目支配人も登場しません。
感想(映像)
まずイラストの感想から。
最近のアプリ内のシナリオではパラパラと動いている傾向にはあったけど自分の知ってるナナシスはほとんどがイラストでした。
一番初めに思ったのは映像がキレイ。
テレビでやってるアニメだったら細かいところが雑になったりするんですけどこの映画は誰をいつ見ても可愛い。映画だから当たり前と言ったらそうなんだけど。
ライブシーンでもめちゃくちゃ動いてるしキラキラした演出がたくさんあって圧巻でした。欲を言うともっとライブ見たかったなあ。
めっちゃ動くし、全部が可愛いし、こんなの作ってもらって良いんですか???
今まで動いてもなかったのに??
上映前舞台挨拶の撮影OKシーンの写真。
メンバーは毎週違うらしいですよ。
今回の物語の舞台になる八角スタジオに行くシーンでスリーセブンのみんなの私服が見れるんだけどその衣装のセンスも素晴らしかったですね。
ムスビが短いパンツ履いてたんだけどこういうの私服にするんだーって思った。
あとスースがひたすらに可愛かった。支配人との絡みも見たかったなあ。
コニーさんがメガネ外すの初めて見たような気がするんですけどめちゃくちゃ七咲ニコルでしたね。
小物も作り込まれていて良かったですね。事務所のポスターとか。
アプリをしてたら見たことあるような場所がたくさんあって楽しめました。
感想(物語)
ネタバレしないようにざっくりと書きます。
まずはオープニング。
歌はセブンスのままスリーセブンのいるナナスタを舞台としたオープニングです。
曲は"Star☆Glitter"。一番好きなセブンスの曲ですしオープニングのイラストは上映前舞台挨拶のような人形劇風?で可愛いかったです。
『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』
— 『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる- 』 アニメ公式 (@2020_7th) 2021年3月4日
いよいよ明日から2週目の上映です!
来場者特典の「描き下ろしミニ色紙」は
スミレ、スイ、シズカ、ムスビ、スース、シークレットの6種です!
本編上映前の「フォトセッション」も
ぜひともお楽しみに♪#ナナシスアニメ #t7s pic.twitter.com/z1DVQOJBKE
イメージはこんな感じ。
このあたりで絶対面白くなるじゃんと確信しました。
Blu-rayを購入してもう一度見ることになるでしょう。
他にも流れた曲はお話途中のBGMとして"KILL☆LER☆TUNE☆R"、"H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!"、"FUNBARE☆RUNNER"、ライブで"Cocoro Magical"、"僕らは青空になる"が流れました。
次に触れたいのは八角スタジオについて。
八角スタジオとはセブンスシスターズ解散前のアイドル絶頂期に人気を誇ったスタジオでスリーセブンシスターズの時代では閉館に追い込まれていました。
この八角スタジオの一室には過去にライブしたアイドルたちの写真や衣装がある部屋がありました。
時代はアイドル氷河期、八角スタジオが人気だったのは何年も昔の話。
セブンスシスターズを始めとした写真に写っているアイドルは恐らく既にほとんどが引退しているでしょう。
ここで"アレ"を思い出しました。
そう、"アイドルコネクト"です。
あの部屋にあった写真はもはや彼女たちと同じ。
そう考えると名前のない昔のアイドルたちも物語の主要なメンバーになったように感じました。
劇中では写真の彼女らから春日部ハルに「なぜアイドルになったのか?」という問いの答えが授けられました。そして流れる"H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!"、この展開がアツい。
春日部ハルがアイドルになったきっかけは劇中でも流れたんですけど映像だけで特に語られることはなかったのでアプリで予習してたほうが楽しめるかなと思います。セブンスシスターズの伝説も予習してないとわかりにくいかも。
最後に滑川コンツェルンの副社長、滑川ノリユキについて。
一見今作の悪役に見えますが自分にはもうひとりの主人公に見えました。
この理由はネタバレになるので割愛しますが二次元、三次元含めてアイドルが好きな人、もしくは昔は好きだった人はこの映画を絶対見て欲しいです。楽しめます。できれば彼に注目をして。
昔はアイドルを好きだった人が見たら普通に泣いちゃいそう。
アプリでは九条ウメが彼のポジションになるんですかね。
アイドルに殺され、そして生かされた春日部ハルとアイドルに殺されたままの滑川ノリユキ、その対立が軸になっていると思います。
そう考えるとハルの過去話は必修なのでは??
滑川ノリユキ、彼はぜひ救われて欲しい...。他人とは思えないので。
先程説明した過去のアイドルたちを"アイドルコネクト"を始めとした終了したアイドルコンテンツとするのならば滑川ノリユキは我々、プレイヤーになります。
ほら、見たくなりませんか??
おわりに
ナナシス早くアニメ化してよ!とは言ってたんですがまさかここまで高クオリティなものを出してくるとは、恐れ入りました。
動く支コニが見れましたし大満足です。できれば次は支配人が出張から帰ってきてて欲しい。
今アプリ7周年でよくわからないくらいガチャが引けるので映画が面白かったらぜひプレイしてみてください。そしてめちゃくちゃ重いAXiSシナリオを読んでください。
人が死んだり元孤児が多かったりいじめられた過去があったり結構重いんですよねナナシス。
最初は知ってる作品の映画化だから、という軽い理由で見始めたんですけど内容が重すぎてビビりました。
ナナシスを知らなくても構いません。
もちろんアイドルコネクトを知らなくても構いません。
昔なにか好きだったものがある人に見て欲しい。
彼女たちの物語は決して報われることはないけれど、誰かの背中を押せるように成長するまでを描いています。
結果ではなく過程を追うことも大切ですよね。
おわり