語る

備忘録

劇場版少女☆歌劇 レヴュースタァライト公開前夜に語る。

今まではどこか先の話のような気がしていましたが公開前日、ついにレヴュースタァライトが終わってしまうという実感が湧いてきたので筆を執りました。

公開前夜と言うよりは公開当日ですが劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトについて見る前の感想を語ります。

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はじめに

ここまでにわかっている映画のストーリーについてまとめます。冒頭映像は未視聴です。

 

今回の映画で語られるのは第99回聖翔祭のスタァライト後の物語、つまりアニメやロンド・ロンド・ロンドの続編です。

 

総集編の発表と共に完全新作劇場版と銘打って発表された今作ですが昨年の映画終了後あたりまで詳細な説明はなかったと思います。

初めて内容が明かされたのは劇場版の公式サイト、今回の劇場版では華恋が捻じ曲げてしまったスタァライトのエンドロール後について語られるとのことでした。

以前の記事の通り、ロンド・ロンド・ロンドが再演の話であるならば劇場版は再生産視点の話なのです。

 

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劇場版では愛城華恋たち99期生は3年生になっているようですがそれ以上の情報はありませんでした。

 

そして予告編が公開されました。

 

予告編

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舞台は聖翔音楽学園、時は卒業間近。

 

 

列車は必ず次の駅へ

では舞台は?

私たちは見つけなければいけない

皆に立つべき舞台があるように

この道の果てにあるあなただけの舞台を

 

 

ロンド・ロンド・ロンドが殆ど既存の物語だったこともあって完全に新しいストーリーに新鮮さを感じました。

やっとアニメのお話から先に進んだんだなあと感慨深い感情もありました。

 

今までの物語で完結したはずですがやはり今回もレヴューがあるようでレヴュー衣装を着た99期生が登場します。

何のためにレヴューが行われているのか、参加しているのか、気になります。

レヴューが行われているのは武器と衣装でわかるのですが誰と戦っているのかは一切わかりません。

意図的に隠しているのならアニメのような対人レヴューではないのかも。双葉がトラックの上で斧?振ってるし。

じゃあ何と戦うんだって話ですが。

新しい口上が見れると嬉しいです。

 

アニメではあまりなかった舞台で役を演じている99期生も見ることができます。

スタリラの衣装なのかな?

 

 

他人の言葉じゃ駄目

 

 

もう一緒には行けない

 

偉人の言葉を引用してきた純那ちゃん、香子と共に歩いてきた双葉のこのセリフからロンド・ロンド・ロンドでは見れなかった彼女たちの姿が見えます。成長です。

 

 

私のセリフを、無視、するな

 

クロディーヌのこのセリフ、めちゃくちゃカッコイイと思いました。

今まで共に戦うことはあっても結局は真矢様に勝てずにいたクロちゃんがどのようにケジメをつけるのか、気になります。

 

 

ここが舞台だ、愛城華恋

 

なんとなく今回もひかりちゃんがラスボスなんだろうなあと思いました。

主人公は言わずもがな愛城華恋です。再生産視点のお話なので。

キリンも出てくるみたいですね。

 

 

この予告で一番気になったのは主題歌です。

「眩しいからきっと見えないんだ 私たちの行き先」というフレーズが印象に残っている方は多いと思います。

 

私たちはもう舞台の上

youtu.be

 

 

果てなき空

星を目指せ

恐れずに進め

 

Heyリズムに合わせて手を叩こう

Hey踊るように歩こう軽やかに

Hey本能のままにホップステップジャンプ

Heyステージは続く

 

リボンを解いたの出てきてもいいよ

ドキドキが騒いでるもう閉じ込められない

世界は広いんだけど近くに感じていたい

君は今頃どんな景色を見てるかな

折り目をつけた台本には

新しいことは何もなくて

セリフはとうに馴染んでるから

閉じてしまってもいいか

 

眩しいからきっと見えないんだ

私たちの行き先

すぐに見つけに行くからね

丁寧に合わす衣装のように

私にピッタリの未来が待ってるんだ

 

Heyリズムに合わせて手を叩こう

Hey踊るように歩こう軽やかに

 

 めちゃくちゃ最後って感じがするなあという印象をまず持ちました。歌詞も曲調も。

ハッピーエンドで終わりそうですよね。

エンディングのようで、かつオープニングのような曲でレヴュースタァライトの最後にふさわしい曲だと思います。

 

このCDのジャケットイラストは電車に乗っている99期生9人、予告で見たなあ。

電車、駅、といったワードが鍵になりそうです。

立っている4人と座っている5人、上段の4人と下段の5人が卒業後の進路を示しているのかなと邪推したりもします。

 

映画関連のCDはこれだけではなく「劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト 劇中歌アルバム」というものがあります。Vol.1とVol.2の2つがあります。

値段は3500円、説明文には「映画のレヴュー曲と劇中BGMを収録」とあります。

やはり映画でレヴューが開かれるのは確実のようでしかも"映画の"レヴュー曲なので新規です。アレンジはロンド・ロンド・ロンドでやりましたから。

しかも2巻仕様、さらにベストアルバムが22曲で3000円弱だったことを考えると壮大なボリュームであることがわかります。

どんな映画を見せてくれるのか、期待が高まります。

 

 

終わりに

今回の劇場版で恐らく、ほぼ確実にアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」は終わります。舞台は見てないのでわかりませんがアニメ版は終わります。

 

勿論寂しい気持ちもあります。しかし、ここまで終わりを題材にされた後だとそうも言いにくいという複雑な気持ちになります。

正直まだ終わって欲しくないので延期してくれないかなーーとも思っていました。

映画が終わっても劇中歌アルバム、私たちはもう舞台の上、サイカイ合図といった楽しみは残っています。

 「終わり」という概念に一石を投じたこの作品の終わりも気になります。

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次の舞台のために「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」はここで終わるのです。